東京クールスポットマップを公開しました

クールシェア事務局は、「新しい生活様式」に対応したクールシェアとして、身近な場所で「自然でクールシェア」を行えるスポットを探すためのツールとして、東京クールスポットマップを公開しました。
下をクリックすると開きます。

東京クールスポットマップ

暑さ指数マップについて

公園や広場などの屋外のクールシェアスポットが、熱中症になる恐れが無いか心配ですね。そこでクールシェア事務局では、2019年から東京を中心に、猛暑時の屋外のクールシェアスポットの暑さ指数(WBGT値)の測定をすすめています。
その結果、やはり公園でも暑いところがありますが、木陰や水辺などで、一般の市街地に比較して明らかに暑さ指数の値が低いスポットが多くあることを確認しました。

次のステップとしてシェアマップに暑さ指数を表示させることで、熱中症予防に役立てることを目指しています。今夏も追加で測定の実施を予定しています。

熱中症警戒アラートついて

7月1日から、関東甲信地方では「熱中症警戒アラート」が先行実施されることになりました。あまり知られていなかった暑さ指数(WBGT値)ですが、日照や風通しの影響で大きく変化します。クールシェア事務局では熱中症予防に有効なものとしてWBGT値の測定に取り組んでいますが、これが契機となり普及すると良いですね。
熱中症警戒アラート(文科省ホームページ)

木陰でクールシェア

自宅のエアコンを止めて、自然で涼しい場所に行ってみましょう。
大きな樹木があれば、その木陰は他よりも気温が低いはず。下が舗装でなく土であれば、照り返しもなく快適です。
身近な公園などで天然の涼しい場所を見つけて涼めば、快適な時間を過ごせます。

等々力渓谷でクールシェア

東京23区で唯一の渓谷、等々力渓谷。多摩川沿いの国分寺崖線には豊かなみどりが残されていますが、このあたりはかつては東京の避暑地でした。開発により緑は減少してしまいましたが、等々力渓谷は今も格別で、ここはかなり涼しいスポットです。涼しい理由は、土や緑、水面といった自然物の表面が冷たいために、気温よりも体感温度が低くなるためです。
6月の日差しの強い日の午後、表面温度計で、実際に温度を測ってみました。周辺の道路の表面温度が40度を超えていたのですが、等々力渓谷の地面は24度でした。この差が体感温度の違いに表れます。

新宿御苑でクールシェア

5月18日(金)〜20日(日)、東京の新宿御苑で開かれた「LOHAS展」の環境省ブースで、クールシェアをご紹介しました。今年のクールシェアの最初 の公開で、多摩美術大学の学生とクールシェア事務局スタッフが応対しました。クールシェアをはじめて知るという方がほとんどでしたが、多くの出会いがあり ました。 (さらに…)

クールシェアについて

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