クールシェア 2022

2011年、東日本大震災直後の多摩美術大学のゼミで生まれたクールシェアは、2012年に環境省の施策として取り入れられ、10周年となりました。
全国の自治体、施設運営者、そして個人利用者のご支援は続いており、継続は力なりということを実感しています。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、環境省と協議の上、2020年以来、屋内でのクールシェアの呼びかけは控えていました。
今夏はロシアによるウクライナ侵略に発するエネルギー供給不足の懸念に猛暑が重なり、電力消費ピーク時の節電の要請が高まっています。
しかしながら、新型コロナウイルスの感染は終息していませんので、今年は感染拡大防止策を講じた上でのクールシェアの実施をよびかけます。
このような背景から、屋外で涼めるスポットでの「自然でクールシェア」を推奨します。

環境省のホームページ

「新しい生活様式」に対応したクールシェアとは

新型コロナウイルス問題の終息がなかなか見えない状況ですが、
早くも夏本番の暑い日が多くなってきました。

クールシェアは、全国の自治体や地域の団体、企業などが各地の事情に合わせた展開をしていますので、新型コロナウイルスへの対応も様々です。
公共施設等が通常通り開いている地域では、クールシェアの対応にあまり影響は無いようですが、感染防止のために通常通りの施設の利用ができない場合には、クールシェアの呼びかけは難しい状況となっています。

このような状況下、クールシェア事務局としては、「新しい生活様式」に対応し、以下のようなガイドラインに沿ったクールシェアを提案します。

1.公共施設でのクールシェア

公共施設については、まず行く前に開館状況を調べ、利用できる場合は、利用時間の制限、利用者の間隔の確保、手の消毒といった、施設ごとに設けられている利用ガイドラインに沿ったご利用をお願いいたします。

2.商業施設でのクールシェア

クールシェアスポットとして登録されている商業施設などは、感染拡大防止のために様々な制約下で営業をしていますので、通常の利用時間を越えた滞在といったクールシェアの利用はお控えいただくようお願いいたします。

3.「ひと涼みスポット」の利用

昨年度から、熱中症予防を目的とし、短時間の利用ができる「ひと涼みスポット」の展開を呼びかけていますが、新型コロナウイルス問題から、新たな施設のスポット登録は控えています。
それぞれの施設の利用ガイドラインに従い「ひと涼み」をしていただくよう、お願いいたします。

4.「自然でクールシェア」がおすすめ

公園や街中にあるベンチなど、日陰で風通しが良ければ、格好のひと涼みスポットです。風通しの良い屋外ならば密集による危険も低くなります。
クールシェア事務局では、猛暑時でも安全にひと涼みできるスポットを登録した暑さ指数マップを準備しています。
暑さ指数(WBGT)マップ テストサイト

クールシェアを連携して展開している環境省のホームページもご覧下さい。
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/coolbiz/coolshare/

2019年クールシェアの取り組み

ペンギンよりシロクマが優勢の中で、キティちゃん(山梨)の登場です。

各地の取り組みのポスターやパンフレット等、まとめました。
以下からダウンロードしてご覧下さい。
coolshare_visual_20190820(PDFファイル:7.9MB)

2019年 自治体によるクールシェアの取り組み

新たに山口県が今年からクールシェアに取り組み始めました。

2018年 自治体によるクールシェアの取り組み

島根県、愛知県、山形県が本年度からクールシェアに取り組み始めました。

クールシェアについて

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