クールシェアと熱中症対策
自治体によるクールシェアの取り組みが増えるとともに、「熱中症対策」がそのテーマになりました。自治体が熱中症対策のために設置する「涼み処」(オアシス等、名称は様々)は、高齢者などに利用が限られることもあるのに対し、クールシェアスポットの方が、より多くの一般市民や来街者を対象としています。
炎天下で仕事をする労働者やスポーツ選手等に対しては、水分、塩分の補給、異常を感じた時の適切な対応といった熱中症予防の情報と処置が提供されています。それに対して、一般の来街者、特に準備や知識も無く訪れた買い物客や観光客への熱中症対策が求められています。
熱中症対策が以前より必要になった背景には、高密化した市街地におけるヒートアイランド化の進行があります。そこで来街者の熱中症予防として、都市部における「自然でクールシェア」を、展開ができればと考えています。
応急処置などの熱中症対応には対応できるクールシェアスポットは少ないので、そのような対応を行う準備と、適切な表示(ステッカーや検索で区別できる等)が今後の課題です。
このような提案を記事にしました。ダウンロードしてお読みいただけます。